星風Pの雑記帳

プラネタリウムを借りて映画やアニメを楽しむ有志企画『ドームで上映会』 (Twitter: @DomeDeShow) 主催者。活動拠点は神奈川県の厚木市コスモシアター (直径12m、水平式)。個人Twitter: @tagoshu

"Photography" とは「光画」ぐらいの意味なのですよ!

Facebook の「デジタル天体写真グループ」の説明が「当グループは天体写真を愛好する全ての方に開かれた極めて制約の無いグループを目指しています。一般的な天体写真や機材(技術的なものを含む)などお気軽に投稿してください。」だったので、一般的な天体写真とは異なる創作アート系の作品を投稿してみたら、速攻で説明に「但し、創作アート的な画像やCGはご遠慮ください。」が追記された。

「開かれた極めて制約の無いグループ」とは何だったのか。天体写真の世界は閉鎖的ですねぇ。どこが「開かれた」なのか。どこが「制約がない」なのか。実にくだらないし馬鹿馬鹿しいので、退会しました。

ただし、私が投稿した創作系の作品を面白いと思ってくれた人もそれなりにはいた模様。にも関わらず、「但し、創作アート的な画像やCGはご遠慮ください。」という注意書きを速攻で加えたグループ管理人には心底がっかりだよ。

"Photography" とは「光画」ぐらいの意味であり、そこに「真実を写す」という意味合いはないですので、単に世界をそのまま写し撮るだけが "photography" ではなく、様々な二次加工を活用した多様な表現形態があります。私としては、天体写真もそうあるべきだ、というスタンスです。

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有楽町「プラネタリア TOKYO Dome1」超辛口レビュー

先月 (2月) に、昨年末に有楽町にオープンしたばかりの新施設「プラネタリア TOKYO」に行ってきました。この施設は日本初のツインドーム型のプラネタリウム系施設であり、Dome1が光学投影機 (星を映す専用の機械) を持たないデジタルプロジェクター投影のみの多目的ドームシアターDome2が光学投影機ありのプラネタリウムとなっています。

Dome2には既に以前行ったことがあり、投影機材も番組内容も、プラネタリアと同様にコニカミノルタの直営施設である池袋サンシャインの「満天」やスカイツリーの「天空」とほぼ同様のプラネタリウムだな、という印象を持ちました。

そこで今回は、多目的ドームシアターであるDome1に入りました。今回観たのは「LIVE in the COLORS -w/Piano session-」というプログラムで、生演奏とドーム映像のコラボが楽しめるのが特徴。プラネタリウムコンサート自体は全国各地のプラネタリウムでよく開催されているのですが、土日祝限定とはいえ、これを特別イベントではなくレギュラー番組として採り入れているのは、恐らくはこのプラネタリアが日本国内では唯一かも知れません。

私としてもとても楽しみだったのですが…

(※ 今回のブログ記事は技術的な話が多めで、割と長文です。)

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人工流星に反対する人達の主張ってさ、無理筋だと思うよ!

正直、人工流星に反対する人達の主張は無理筋だと思ってる。だって奴ら、こんなこと言ってるよ?

  • 自然の流星は珍しい現象であり、だからこそ素晴しい!
  • 対して人工流星は予定の時間と場所で空を見上げれば誰もが簡単に見れる。そんなものに価値は無い!
  • 科学実験としての意義は理解するが、皆に見せる必要はない!
  • 見たくない人達も居るんだから配慮せよ!
  • 成功すれば類例が過剰に繰り返されるかも、最悪だ!

…はぁ?????

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'Virtual Reality' は「実質的現実性」なのか? ~言葉の意味を改めて探ってみた~

'Virtual Reality' はよく「仮想現実」と訳されますが、VR界隈の偉い人達は『「仮想」という訳語は誤訳だ、正しくは「実質的現実性」なのだ』とよく言っています。でも私は個人的にはその意見に納得できませんでした。『'Virtual' に「実質的」という意味なんてあるの? 'near' とか 'almost' とかの強い形に過ぎないじゃん?』と思ってたので。

ここで大事なのは、'virtual' という言葉を英語圏の人達がどう捉えているのか、ということを知ることですよね。そこで英語で色々ググってみた結果として、自分なりに納得できる理解が得られたので紹介します。結論を先に書いておくと、『'virtual' は「実質的」という意味で間違いなさそうだ』ということです。

単純明快な説明

最初に見つけたのがこのページ:

このページの説明は実に単純明快で、

The definition of ‘virtual’ is near and reality is what we experience as human beings. So the term virtual reality’ basically means ‘near-reality’. 

つまり「ほぼ現実」ということですね。まさに私もそう思っていました。しかしこれではさすがに説明が簡素過ぎるので、もう少し深く探ってみることにします。

詳しい説明

そこで見つけたのがこの書籍です:

この書籍によると、

The virtual as a philosophical concept ...(中略)... it is not the opposite of the real but a kind of reality itself.

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【ドームで上映会】会場、ドーム投影の特徴、上映システム、上映可能な映像形式などに関して

会場に関して

主な会場としては、厚木市コスモシアター を利用させて頂く方向であり、既にイベントの概要を説明させて頂いた上で、利用を許可する、という判断を頂いています。

厚木市コスモシアター は、直径 12 m の水平式ドームシアター (客席が平面上に並べられている) であり、ドーム型レンタルホールとして貸し出している、という点が大きな特徴です。

あくまでレンタルホールとしての貸し出しであるため、投影用機器に関しては、イベントの主催者側で持ち込む必要があります。

しかし直径 10 m 前後までであれば、2000 lm クラスのホームシアター用プロジェクター 1 灯でもそこそこ実用になるレベルの投影輝度が確保できますので、使い易いのです。15 m 超級になってくると、倍クラスの輝度を備えたプロジェクターが必要になるため、同人レベルでは実現が難しくなってきます。

(※ 4000 lm 級の民生用 DLP プロジェクターもあるにはあるのですが、そういった機種はビジネス用の機種であることが多く、ホワイトの輝度だけは高くてもカラーの輝度が驚くほど低いため、映像の上映用としてはいまいちだったりします。カラー輝度の点では 3LCD プロジェクターが有利であるようですが、個人的には実験した経験がないため、何とも言えません。)

客席数は 90 席ですが、前寄りの座席では映像が若干見辛い傾向がありますので、『ドームで上映会』の場合には、60 名程度を上限とさせて頂く方針です。 

ドーム投影の特徴に関して

半球状のドームシアターにおいては、全視界を覆い尽くすようなサイズで各種映像を超大映しすることが可能であり、これは平面スクリーンにおいては無理なことです。

しかしながら日本国内においては、ドームシアターにおける映画やアニメの上映会が、商業イベントとして実施されることは滅多にありません。従って、ドームシアターで観賞したければ、自分たちでやるしかないのです。ここに、このような上映会を同人イベントとして開催する意義があります。(※ 海外には IMAX ドームシアター というものが存在しており、ここで映画が上映されているようです。)

投影サイズは、使用するプロジェクターや魚眼コンバージョンレンズ次第で可変であり、半球ドームのほぼ全体を覆うような極端な超々大映しも可能です。このような方式での投影は、半球ドーム専用のドームマスター形式の映像や、HMD 等で用いられるパノラマ形式の映像の投影に適します。

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星風Pは、ニコニコプラネタリウム部を退会致しました

私、星風Pは、今夜をもってニコニコプラネタリウム部を退会致しました。サークルの現状の運営方針に個人的に賛同できなかったためです。今後は個人企画である『ドームで上映会』 @DomeDeShow に集中して行きますので、よろしくお願い致します。

ニコプラ部のTwitterアカウント @niconicoplanet では、私がサークル代表だった当時に、このアカウントを通じてドーム映像関連の様々な情報を集約する、という活動をしていたのですが…。

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