tagoshuの雑記帳

マイボートオーナー、富山湾で釣りしてます。

人工流星に反対する人達の主張ってさ、無理筋だと思うよ!

正直、人工流星に反対する人達の主張は無理筋だと思ってる。だって奴ら、こんなこと言ってるよ?

  • 自然の流星は珍しい現象であり、だからこそ素晴しい!
  • 対して人工流星は予定の時間と場所で空を見上げれば誰もが簡単に見れる。そんなものに価値は無い!
  • 科学実験としての意義は理解するが、皆に見せる必要はない!
  • 見たくない人達も居るんだから配慮せよ!
  • 成功すれば類例が過剰に繰り返されるかも、最悪だ!

…はぁ?????

あのね、自然の流星っていうのはね、よく晴れた夜に、空の綺麗な場所で小一時間も見上げれば、1~3個ぐらいは普通に見れる。ペルセウス座流星群ふたご座流星群の極大夜なら、都市郊外でも1時間あたり10個ぐらいは見れるよ? 空の綺麗な場所なら数十個。これが毎年、全世界で見れる。ちっとも珍しい現象ではないのです。

自然の流星が珍しいと思い込んでるのは、多分、夜空をじっくり見上げたことが全然ない人なんだと思いますね。「お前さ、実は星好きじゃないだろ?」ということです。

一方、人工流星というのは、人為的に場所とタイミングを決めて落とすので、その場所とタイミングで夜空を見上げれば確かに簡単に見れるだろうけど、それを見れる地域は限られるので、多くの人にとっては遠距離を移動しないと見れない。大きな予算も必要だし、例え好評でも頻繁には実施できないはず。

仮に頻繁に実施された場合には、稀少性が下がって関心が薄れ、費用に見合った効果が得られず、ビジネスとしては成立しない。

だから「成功すれば類例が過剰に繰り返されるかも」なんてのは明確に杞憂だろう。

つまり、稀少性で言えば人工流星の方が自然の流星よりも圧倒的に圧倒的に圧倒的に圧倒的に圧倒的に珍しいのだ。加えて、人工流星には自然の流星と違ってゆっくりと流れるという特徴もある。自然の流星も好きだが、人工流星には人工流星の美しさがあると思うんだよ。

なお、もちろん、自然の流星にも、ゆっくり流れるものは稀に存在します。2001年のしし座流星雨の際に大気上層部を掠めていった流星。ジャコビニ流星群の流星。俺はその両方を見たことがありますが、どちらもとっても印象的で素晴しかった。

俺としては、自然の流星であれ、人工の流星であれ、それが夜空を見上げるきっかけになるのであれば、どちらも素晴しいと思っているよ。それがきっかけで天文系や宇宙工学系を目指す子供も出てくるかも知れないしね。

もちろん、見たくない人もいるだろう。世の中には色んな考えの人がいるので。でもね、「自分はそんなものは見たくない」という理由で「人工流星の実施に反対する」という主張のどこに正当性があるのだ?

「自分は人工流星なんか見たくない」のであれば、「そう思う各個人が、その場所・その時間に夜空を見なければ良い」というだけの話なんだよ。時間も場所も決まってるのだから、見ないようにすることは簡単だ。前述の通り、そもそも限られた地域でしか見れないし、その場所に住んでいる場合と、わざわざその場所まで移動する場合を除けば、大半の人にとっては無関係だ。それを見たくないと思う人が偶然見る可能性は低い。

「不快に思う人が一部に存在するからやめるべき」みたいな主張がまかり通ると、何にも何にも何にも何にも何にもできない世の中になるよ…!? そんなこと本気で言うのか?????

人工物のない、自然のままの星空が楽しみたい。その気持ちはわからんでもないが、そんなものはどこにもねーよ。夜空は、飛行機や人工衛星で溢れている (※ ただし例外として、北極・南極なら人工衛星や飛行機の通過が皆無に近いだろう)。だからといって人工衛星や飛行機を飛ばすな、というわけにもいかんだろう? そういう現状に、ごく稀に人工流星が加わる。その程度のことが、社会的に許容できないのだろうか?

私としては、人工流星の実施に反対してる人達の主張は無理筋であり、「奴ら、馬鹿なんじゃねーの?」と思ってますよ。

で、反対してる人の意見に対して Twitter で反論メンションを送ってみたりもしたのですが、丸無視されたし、「いいね」ひとつ付かなかったです。結局奴らは同じ意見を持ってる人同士で馴れ合ってるだけで、真面目に議論するつもりなどないのでしょう。情けないことだと思います。

 

もちろん、人工流星を嫌うのは各個人の自由ですよ。でもね、単に嫌うのではなく、実施に反対するのであれば、相応の理由があるべきです。実施することによって生まれる社会的利益と社会的不利益の両方を冷静かつ正当に評価し、不利益が上回る、ということを示さなければならない。けど、実施に反対してる連中の多くは多分、「単に嫌いだから」反対しているよね?

社会的利益に関しては、流星の研究者として有名な阿部新助さんによるこちらのコラムを読むと良いと思います:

将来的には、役割を終えた人工衛星を捕まえて時間と地域を指定して制御落下させる、という技術も実用化されるのでしょうかね?

人工衛星の大気圏再突入は地球全体で見ればそれなりに発生しているのですが、自然に任せた場合には再突入の地点と時間を正確に予測することは無理であり、目撃できる機会はものすご~くレアです。

でも、制御落下させるなら、その時間にその場所に行けば見られる。もちろん、それが行われる頻度はかなり稀になるのでしょうが、一度は見てみたいものですね!

オマケ

私、星風Pこと田子は、超高感度カメラとして有名な Sony α7S を駆使し、趣味で流星動画を撮影してますので、ぜひご覧頂けると嬉しいです。人工流星も必ず撮影したいです! めっちゃ楽しみにしてます!

youtu.be

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